タイトル画像 陸前高田民泊について

陸前高田民泊とは

民泊とは、民宿やホテルとは異なり一般家庭のお家に数日間泊まらせていただくことです。お客さんではなく、“その家の家族の一員”として暮らしや生活を共にします。
陸前高田の民泊修学旅行は、2016年から町の方の「民泊をやりたい」という声によって始まりました。その後徐々に受け入れ人数も増え、2019年には東北地区最大規模の民泊受け入れ地域となりました。
日本全国幅広い地域の学校様が、修学旅行で陸前高田に民泊をしに来てくださっています。

のべ受け入れ人数(2016年から)

受け入れ実績

当日の流れ

1泊3食の場合
二泊五食の場合

※コース内容は、学校様のご希望や、受入家庭によって異なります。上記コースは一例です。

※震災学習について、陸前高田市内には様々な震災学習のツアーのご用意がございます。別料金となりますので、人数・内容をあわせてご連絡ください。

対面式〜はまって会〜

対面式〜はまって会〜

受入家庭とのドキドキの初対面の場。中には不安な気持ちの生徒もいるかもしれませんが、受入家庭の笑顔と歓迎の言葉に、心も表情も少しずつほぐれていきます。ワクワクと安心感が生まれる大切な時間です。生徒による司会進行も良い経験になります。民泊のはじまりです!

食事

食事

受入家庭の人と共に囲む食卓は、ゆったりとした家族団らんの場。
最初は緊張していても、一緒にご飯を作ったり、色々なお話をする中で少しずつ笑顔が増えていきます。それぞれのご家庭ならではの新鮮な食材で作ったおいしいおかずが食卓に並びます。

団欒

団欒

受入家庭の人にとっても生徒にとっても心を通わせる大切な時間。
普段、家族や先生とは話せないことも、自然と話せたりしてほっと一息できる居場所になります。この時間を通して距離がぐっと縮まり、本当の家族のように打ち解ける人も少なくありません。

生活体験

生活体験

家庭ごとの「ありのままの暮らし」を共にすることで、新たな学びや気づきが生まれていきます。自分で収穫した野菜を通して自然のありがたみを感じたり、散歩中に聞いた震災の話から命の尊さを学んだり。当たり前の日常の中にある小さな幸せに気づき、心が少し豊かになります。

〜体験例〜

生活体験:お散歩

町内散策

生活体験:畑

畑作業体験

生活体験:海

漁業体験

震災学習

震災を学ぶ

お別れ式〜ほんでまんず会〜

お別れ〜ほんでまんず会〜

短い滞在時間でも、生徒と受入家庭との間には確かな絆が生まれています。
受入家庭からの温かい言葉に、生徒が涙を流す場面も。
さよなら、ではなく、またね。多くの人にとって高田民泊での経験がかけがえのないものとなって心に残り続けます。

生徒様、受入家庭からの声

陸前高田市に来てわかったことがたくさんありました。その中でも心に残ったのは、震災が起こってから「人のありがたみ」というものを知ったと言うことです。これからは私は、なんとなく毎日を過ごしていくのではなく、お母さん、お父さんに感謝をしていこうと思います。また、困っている人がいたら助けたりしたいと思います。 by民泊体験生徒

特に一番楽しかったことは、みんなで一緒に食べたご飯の時間です。みんなで話をしながらご飯を食べれたことが、とても嬉しかったです。人前ではあまり話すことができなかった僕ですが、お父さんやお母さんが優しくしてくれたお陰で楽しく話すことができました。民泊体験を通してコミュニケーション力が上がりました。 by民泊体験生徒

何より、じいちゃんとたくさん遊んでしゃべることができたのがとても楽しかったです。
そして私は、厚かましくも、じいちゃんを本当のじいちゃんだと思っています。
「本当の家族が増えたみたい」と言ってくれた時は、すっごく嬉しかったよ。  by民泊体験生徒

民泊に行って自分の生活を変えるきっかけができたので,行って良かったと思っています。僕は民泊はただ一般の人の家に泊まるだけかと思っていました。でも実際に行ってみるとそんなことはありませんでした。いろいろな話を聞いたり、アワビをくり抜いたり、コースターを使ったり、普段は中々出来ないことをさせてくれて本当にありがとうございました。  by民泊体験生徒

大人が子供を叱るのは、その時は子供は理解できないだろうけど、その後の人生を支えるものになるからだ。だから思ったことは伝える。
民泊での出会いもそんな風になったらいいな。
By民泊受入家庭

民泊を通して、価値観を疑うことを学んだ。
違う価値観や生き方、新しい世界にお互いが触れることができて、とても良かった。
民泊した子たちが、その後どう成長していうのかもとても楽しみ。
By民泊受入家庭

詳細情報

プログラムの紹介

■実施期間:通年期間
■実施場所:陸前高田市全域
■所要時間:1泊2日または2泊3日
■修学旅行民泊の対象とする人:小学生、中学校、高校の修学旅行

■一回の受け入れ実施可能最大人数:300人
※現在は、新型コロナウイルス感染症の影響により規模を縮小しております。状況次第で、受入可能な人数は都度変更させていただいております。ご了承ください
■受け入れ地域:どちらの地域からも受け入れ可能
※新型コロナウイルス感染症対策として、緊急事態宣言・蔓延防止措置が発令されていない地域のみの受け入れとさせていただいております。

新型コロナウイルス感染症への対策

現在陸前高田民泊では、新型コロナウイルス感染症への対策を行いながらの受け入れを行っております。
詳しくは以下のガイドラインをご確認ください。よろしくお願い致します。

申込後から実施までのスケジュール

お申し込み後から当日までの流れは、以下のスケジュールとなっております。
※本番実施の約二ヶ月前から約一ヶ月前の間で、学校様に生徒様と受入家庭のマッチング(宿泊家庭決め)をお願いしております。
※新型コロナウイルス感染症の影響により、スケジュールは前後する可能性がございます。あらかじめご了承ください。

スケジュール詳細

民泊時の持ち物

必要な持ち物:洗面用具・歯ブラシ・パジャマ・バスタオル
※シャンプー、リンス、ボディーソープ、ドライヤーは、受入家庭が普段使用しているものをご利用いただけます。
※作業体験があるため、長袖シャツ・長ズボンが必要です。また、スニーカーがあると活動しやすいです。
※お荷物は各家庭の自家用車での移動をご配慮いただき、自家用車に積めるサイズでお願い致します。キャリーケースではなくボストンバッグなど手提げバッグが望ましいです。

民泊中の体調不良などの際の、緊急時の連絡


体調不良の緊急連絡

民泊中に万が一災害が起きた場合の、緊急時の連絡


災害発生時の緊急連絡

教員の宿泊場所

宿泊先(本部)は、陸前高田市の中心に位置する「キャピタルホテル1000」、「ホテル三陽」をお勧めしております。

①キャピタルホテル1000(陸前高田の中心地にあるホテルです)
住所:〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町長砂60−1
病院への距離と時間:大船渡病院→約20km(約30分)、高田病院→約2km(約5分)

②ホテル三陽
住所:〒029-2204 岩手県陸前高田市気仙町福伏155−6
病院への距離と時間:大船渡病院→約20km(約30分)、高田病院→約10km(約15分)

※本部のご予約は、旅行会社様にお願いをしております。

キャンセルポリシー

・旅行開始日の6カ月前~20日前まで:旅行代金の20%、
・7日前まで:30%
・前日まで:40%
・当日:100%のキャンセル料を頂戴致します。
※コロナ禍の情勢により、変更が発生する場合がございます。詳しくはお問い合わせください。

Q&A

①受入人数について教えてください。
【A】通常では約300名までは受け入れておりますが、新型コロナウイルスの感染状況により受入人数を制限する場合もございます。詳しくはお問い合わせください。
感染拡大を防ぐために受入人数は1家庭あたり3名としております。
体験内容を考慮し、原則2名の受入は行っておりません。

②アレルギーや支援が必要な生徒の対応について教えてください。
【A】どちらも受入可能です。
生徒様全員分の、「食物、動物アレルギーリスト」のご提出を事前にお願いしております。
命に関わる重要なことになりますので、確実な情報回収へのご協力をお願い致します。
特別支援が必要な生徒においては、詳細情報について別途ご相談させていただきます。

③保険について教えてください。
【A】万一の事故に備えて、傷害保険と賠償責任保険に加入しています。

民泊修学旅行用パンフレット

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