陸前高田民泊と市内事業者さんとのつながり〜リニューアルオープンした黒崎仙峡温泉を取材!

民泊は、受入家庭の皆さまはもちろん、
市内のたくさんの事業者の方々に支えられて実施が出来ております。
今回は2021年4月にリニューアルオープンした広田町にある黒崎仙峡温泉館長の村上新一さんにお話を伺ってきました!

村上新一さんへインタビュー

■リニューアルを迎えたお気持ちは?
ー嬉しいです。
新しく特注の陳列棚を地元の方に作っていただきました。入口から海が広く見えるようになり、気に入っています。現在はコロナウィルス感染症対策として2時間の滞在時間の制限を設けています。そのような中でも、来ていただいた方に満足して過ごしてもらうために出来ることを考えています。新メニューを考案したり、外のテラスにテーブルとイスを設置したり、リニューアルした部分がたくさんあるので、ぜひ楽しんでもらいたいですね。

■これまでの民泊の受入について印象に残っていることはありますか?
ー2016年の民泊初年度、温泉から見える景色に感動した生徒さんの声が受付まで響いてきて、今までにはない賑やかさで活気が出ましたね。喜んでもらえる声は非常に嬉しかったです。

■今後、黒崎仙峡温泉をどうしていきたいですか?
ーコロナウィルスの影響で、訪れるお客様は減っています。
難しい状況ではありますが、収束後たくさんの人に温泉に来てもらうための施策を考えていきたいと思っています。
地元の方の声も丁寧に伺いながら、初めて陸前高田を訪れる人にはぜひ黒崎仙峡温泉に来て、素敵な思い出を作ってもらえたら嬉しいです。修学旅行生が訪れた時に買ってもらえるようなお土産も、今後考えていけたら嬉しいなと思います。オリジナルTシャツとかどうでしょう。旅の思い出におそろいで来てもらえたらいいですね。

黒崎仙峡温泉は、過去使用していた「にこにこみんぱっく(※1)」チケットを配布していたこともあり、陸前高田民泊において多くの生徒様を受け入れてくださっていました。
修学旅行や観光等で市外の方が陸前高田市の施設を使うことは、地域の活性化に大きくつながります。経済的な面はもちろん、地域事業者のモチベーションや気持ち的にも潤う効果があります。
さらに、観光客だけでなく、地元住民が地元の商品を購入することも、地域を応援することにつながる大事なまちづくりの行動です。皆さまの一つ一つの行動が、まちづくりにつながっているのです。
私たちももちろん、出来るところから、小さくでも意識して行動していきたいですね。高田民泊担当としてもそのきっかけを作ることが出来る存在でありたいと思っています。
今後も、多くの地域事業者の方々と連携し、町を盛り上げて行ければと思います。

黒崎仙峡温泉について

住所:〒029-2208 岩手県陸前高田市広田町黒崎9番地41(広田町三鏡漁港背面)
TEL / FAX: 0192-57-1126
HP:http://www.kurosaki-onsen.com

※1「にこにこみんぱっく」とは…
5月~11月の修学旅行の受け入れの際に、民泊の受入家庭に限定でお渡ししているクーポン券のことです。地産地消を大切にしたいと考え、陸前高田の食べ物や飲み物を修学旅行生に紹介、民泊中の生徒の見学・体験場所の紹介のために発行しておりました。(現在は配布は行っておりません。)

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